今日は祝日山の日⛰
本日からお盆休みの方いらっしゃいますか?
今年は3年ぶりの行動制限が無い夏休みなので、
ご家族やご友人、大切な人と旅行に行かれる方も多いのでしょうか??
旅行から帰ると、疲れがどっと出たり
のどが痛くなったり
風邪の初期症状が出る事ありませんか?
そんな時、
「風邪の引き始めに飲むと効果がある」葛根湯を飲まれるでしょ
うか?
風邪の諸症状に効果のある漢方薬は沢山あるのですが、
実はその中の有名な処方は、
実は昔の「流行り病(はやりやまい)」
今でいう「感染症」に対する処方が、現代にも使われているのです
例えば葛根湯。
「漢」の時代(BC206年~8年)、発熱が続く流行り病で沢山の方
が亡くなる中、「柴胡」「麻黄」という生薬(しょうやく)が熱
を下げる効果があるというのが判明
その中で「葛根湯」という処方が生まれました。
柴胡には気を巡らせ熱を発散させる効果
麻黄には体を温め発汗させる効果
葛根(葛の根)には体の表面の熱を発汗で下げる効果がありま
す。
そんな生薬の効能は、体に熱がこもっている場合にはとても有効
なのですが、
逆に言えば、発汗して熱を下げる体力が無い、お年寄りやお子様
にはカラダに負担になってしまう可能性もあります。
また、悪寒が伴う発熱には効果があるのですが、
悪寒が伴わない発熱、熱が上がり下がりするなどの症状には
実は別の漢方薬が効果ががあります。
自然の生薬で構成される漢方薬は、一般的に「副作用が少ない」
と、いわれていますが、やはり体のタイプや症状に併せて
正しく使用するのが望ましいです。
あるドクターは漢方薬を「定食」に例えていました。
生薬を組み合わせて、その方に合う「生薬の定食」を
ご提供する。なんだか面白い考え方ですよね。
わたしの体の不調に合う生薬や漢方ってなんだろう??
そう思われたら、このブログを書いている効果があったと言う事かな(笑)⁉
わたくし飛び上がって喜びます
暑いですが、夏しかない解放感ありますよね?
どうぞ無理なく楽しい夏休みをお過ごしくださいね